周りと比べて頑張るけど、苦しい。
本来のこころのありかたとは、正反対なので当然、結果はでません。
そうなると今度は自分を責めます。
「こんな事もできないなんて自分はだめだ。」
「自分はだめな人間だ」
これは「自己否定」とよばれる観念です。
私も以前はこれでいっぱいでした。
いつもいつもダメな自分が大嫌いでした。
始終表情もムスっとしていて、楽しくありませんでした。
その頃は何かをはじめようとしても「自分はだめな人間だ」という観念で
うめつくされているので「どうせ、私なんかうまくいくはずがない」
「私には無理」と思いこんで、行動もできません。チャレンジ精神も湧き上がりません。
行動にでたとしても、すぐにあきらめてしまいます。
自分はだめ人間だと思っているからです。
自分はだめな人間だと思っていると、「自分はだめな人間」という情報しか
その人は受け取れなくなります。
これは脳機能にもとづいたちゃんとした法則ですので、
注意しないととても恐ろしい未来しかこなくなります。
自分はだめだという事しか起こらなくなります。
そういった情報しかひきよせないからです。
心理用語で「スコトーマ」と言います。盲点という意味です。
「スコトーマがかかる」本当のなりたい自分の情報がきているのに、受け取れない状態です。
本当にキャッチしないといけない情報が見えないのです。盲目状態なんです。