○〇は良いことだ、○〇悪いことだ。
これは善悪観念といって、誰にでももっている観念です。
主に最初は親から、学校の先生から、人が成長していくうえで
影響を受けている周りの大人からインプットされていきます。
ほとんどの人はこれに気づいていません。
特に親からの影響は赤ちゃんの頃からなので
それが当たり前となっている事がほとんどです。
結婚を経験されているかたなら、皆思う事が多いと思いますが、
パートナーの日常のクセとか考え方とか「こんなの信じられない!」って思った事が
少なからず、ひとつやふたつあるはずです。
これは自分にもあてはまることで、
夫や妻から「ありえない」と言われたことがあると思います。
みんな自分が育ってきた環境が違うから一緒に住んでみて、
お互いの事にがくぜんとするのは、こういった観念の違いからです。
よく「価値観の違い」とも世間ではよく言われていることがあると思います。
これって当たり前の事なんですね。
人にはそれぞれの固定観念があるからぶつかって自然なんです。
「自分の常識は他人の非常識」これは結婚生活だけでなく、
家族や友人・職場や学校の人間関係も同じです。
違って当然なのでケンカしたり、ぶつかって自然です。
自分の教えられてきたこと、とくに親の影響が大ですので
「そういう理由なんだな」と理解する事で自分が楽になります。
そういった学びを得る事は相手に対して「わかってあげられる人」になれますし、
何より自分をわかってあげられる自分になることができます。
これってとても重要だし、すてきな事なんです。
自分の思ってきたことが絶対ではない。
これが理解できればしめたものです。
自分の潜在意識を動けないようにしている観念を外せる第一歩なんです。